つらいダイエットを何度も繰り返したくない
リバウンドしないダイエットの方法が知りたい
ダイエットにはこういった悩みがつきものですよね。
こういった悩みを抱えている人は、「ダイエット=やせること」と考えている人が多いのです。
そして、ダイエットをやせることと考えている人はダイエットに失敗する可能性がとても高いと言えます。
今回は、ダイエットで陥りがちな「ダイエット=やせる」という考え方について掘り下げてみようと思います。
ダイエットに終わりがあると考えている人はリバウンドする
ダイエットに終わりがあると考えている人は、十中八九リバウンドします。
どういうことでしょうか?
まず、ダイエットに対する認識を考えてみましょう。
あなたは、こう考えていませんか?
- 「ダイエット=やせること」
これだと、やせるためにダイエットを始めて、やせればダイエットは終わります。
つまり、
- 今の生活(太った)
⇩ - ダイエット(やせた)
⇩ - 元の生活(太る)
という時系列で進むことになります。
これだと、太る生活に戻るのでリバウンドするのは必然であることが分かりますよね。
さらに、心理面についても考えると、
- 今の生活(楽)
⇩ - ダイエット(つらい、がまん)
⇩ - 元の生活(楽)
やせるためのダイエットはつらい空腹をがまんして頑張る必要があるものという考えに陥りやすく、ダイエットが終わったら楽な元の生活に戻したいという気持ちになってしまいます。
つらいことをずっと続けるなんて普通に考えてムリですもんね。
楽な生活に戻りたいって思うのは普通のこと。
だから、
「ダイエット=やせること」
という認識だと、リバウンドする可能性がとても高くなります。
ダイエットは習慣を身につけること
「ダイエット=やせること」という認識だとリバウンドする可能性が高くなる。
ではどういう認識であれば、リバウンドしなくて済むのでしょうか?
- 「ダイエット=習慣を身につけること」
これが、リバウンドしにくくなる認識です。
ダイエットは「やせる習慣、太らない習慣」を身につけることとして取り組んで、その習慣を身につけてしまえば、その生活が普通の生活になります。
つまり、
- 今の生活(太る習慣)(それが普通の習慣)
⇩ - ダイエット(習慣を変化させる、身につける)
⇩ - 健康的な生活(太らない習慣)(それが普通の習慣となる)
となります。
一度習慣化してしまえば、それが普通の生活になるので、頑張る必要もなく普通の生活として太らない健康的な生活を送れるというわけですね。
コラム「ダイエットの語源」
ダイエット「Diet」は、「Diaita」という「生き方」を意味するギリシア語を語源としています。
そして、英語の「Diet」は、「健康的な体型になるための食事法または食事そのもの」
という意味を持っています。
健康的な体型になるためということには、痩せるはもちろん太るも含まれています。
痩せすぎて不健康な人が、太ることもダイエットなのです。
まとめ
リバウンドする人、しない人、その違いを突き詰めて考えると、やせたあとに元の生活(太る習慣)に戻したか、戻さなかったかの違いだけなんです。
リバウンドしなかった人の中には、意識して生活習慣を変化させた人もいれば、意識はしなかったが自然と生活習慣が変化した人もいるでしょう。
どちらにしても、健康的な生活が習慣化されたという事実があります。
ダイエットというとどうしても、やせるための方法に目が行きがちですが、大切なのはやせる生活をいかに習慣化させられるかということ。
習慣化については、『痩せることに注目するとダイエットは失敗する|習慣化が成功のカギ!』で詳しく解説しているので参考にしてください。
おわり。
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