ダイエットの心強い味方「きのこ」の魅力を徹底解説

ダイエットの基本は、運動と食事制限です。

食事制限で挫折する一番の原因は空腹感に耐えられなくなることです。

「どうすれば食事制限を続けられるの？」
「空腹感を軽減する食事ってあるの？」

こういった悩みを解決するために優れた食材が「きのこ」です。

今回の記事では「きのこ」の優れた魅力について解説したいと思います。

「きのこ」の魅力５選

きのこには魅力がいっぱいです。

ダイエット食の食材としてきのこを選ぶメリットを５つ紹介します。

低カロリー

きのこは１００ｇあたりのカロリーが２０kcalほどです。

他の一般的な食材と比べても低く、低カロリー食材の上位に位置します。
これまで食べていた食材を「きのこ」に変えるだけで大幅なカロリーカットができますので食べる分量はそれほど変えずにダイエットに取り組むことができます。

■１００ｇあたりのカロリー（kcal）

※日本食品標準成分表より
■その他食材との比較（１００ｇあたりのカロリー）

※日本食品標準成分表より

食事のかさ増し

きのこ類は低カロリー食材なので、ダイエット中の食事のかさ増しに非常に効果的で空腹のストレスを軽減してくれます。

汁物の具材として一品きのこを増やしたり、炒め物の具材として一品加えたりとどんな料理にも組み込むことができる万能食材。

ダイエットの食事制限の一番の敵は何といっても空腹ですので、その空腹感をすこしでも和らげてダイエットの継続へとつなげましょう。

継続はやがて習慣となってそれが普通の食生活に変わってくれます。

食物繊維が豊富

きのこ類は食物繊維も多く含んだ食材です。

食物繊維は便秘の予防など整腸効果が期待できるだけでなく血糖値の上昇を抑える働きやコレステロール値を下げる働きがあり、生活習慣病に対しての予防効果も期待できます。

キノコキトサン

きのこ類には「キノコキトサン」という成分が含まれており、このキノコキトサンには抗肥満効果があることが報告されています。

キノコキトサンは、内臓脂肪型肥満を主病態として様々な生活習慣病の発症に関わる肥満を明らかに抑止することが確認された。その作用はキノコキトサンによる腸管での脂肪吸収の抑制と脂肪細胞での脂肪分解を介した血中脂質の改善および肝臓組織への脂肪蓄積の抑制によるものと考察する。すなわち、キノコキトサンは、過剰に蓄積した内臓脂肪を原因とするメタボリックシンドロームの発症の抑制に寄与することが期待できる抗肥満作用を有するきのこ由来の優れた食品食材である。

出典：肥満モデル動物におけるキノコキトサンの抗肥満効果　　宮澤紀子　栗原昭一　浜屋忠生　瀬山智子　吉本博明　江口文陽

種類が豊富

きのこがダイエット食の大きな味方になる理由として、その種類の多さにあります。

同じ食材を食べ続けるのはいくら味を変えても飽きが来るものですが、きのこは色々な種類がありそれぞれの食感や味も違うため飽きずに続けられるという長所があります。

最近では、どこの食品売り場でも数種類のきのこを扱っていますので、その日のメニューに合わせて色々なきのこを楽しんでください。

最後に

今回の記事では「きのこ」の魅力についてお話ししました。

しかし、あくまでも「きのこは食材のひとつとして取り入れるとこんなにも魅力があるよ」というお話です。

間違っても「きのこ」ばかり食べるというこはしないように注意してください。

何事もバランスですので、今の自分に合った（ダイエット中なので少しだけ無理をした）食事量と摂取カロリーをきのこを使うことでうまく調整してください。

そして、食べることを楽しみながらダイエットを続けましょう。