筋トレがうつ病予防や症状を緩和させる効果が期待される理由
筋トレをおこなうことで下記のホルモンの分泌が促されることが分かっています。
- セロトニン
- ノルアドレナリン
- ドーパミン
これらはそれぞれ精神的な安定に作用するホルモンになります。
セロトニン
精神の安定や安心感を感じさせるホルモンです。
総じて幸福感を感じさせるため、「幸せホルモン」とも呼ばれています。
ドーパミンやノルアドレナリンによる喜びや快楽、恐怖などの情報をコントロールして精神の安定を促します。
逆にセロトニンが不足するとそれらのコントロールが不安定になり精神的にも不安定に陥りやすくなります。
ノルアドレナリン
心身がストレスを感じたときに分泌され、血圧や心拍を上げて身体を活動に適した状態にします。
精神的にも意欲が増し、やる気や興味を高める働きがあります。
ドーパミン
快楽を感じさせるホルモンです。
楽しさや喜びを感じるときは、ドーパミンがバランスよく分泌されていることが影響しています。
ドーパミンが不足すると無気力、無感動な状態に陥ります。
うつ病の原因
一方でうつ病の原因の一因として以下のことがあげられます。
- セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの分泌バランスが崩れている
- それらのホルモンを受容する器官の機能低下がおこっている
まとめ
うつ病になる一因であるセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの分泌を促すことで、結果的にうつ病の予防や症状緩和につながっているというわけです。
また、身体を動かすことにより血行がよくなり体の疲れを癒す効果もあります。