何度も同じミスをしてしまう俺ってダメだよな
俺のミスでみんなにも迷惑かけてるし自己嫌悪。。
こういう悩みって結構ありますよね。
今回は、ミスしたときに自分にやさしくすると成長できるよっていう話です。
自分にやさしくすると成長できる
ミスしたときに、自分にやさしくすると成長できる。
その理由は、
- ミスした自分にやさしくすることで、心の余裕が生まれて「なぜミスしてしまったのか」を冷静に学習することができるから
ミスをしたときに、「あぁ、またやってしまったなぁ」「だいじょうぶ、だいじょうぶ、たいしたことじゃぁない」と自分にやさしくすると、プレッシャーが軽くなってミスを繰り返しにくくなります。
そうやって心を落ち着かせて、どうしてミスしたのかなっていうことを客観的に考える。
そうすると、冷静にミスを分析できるからどうすれば良かったのかを学習することができるというわけ。
ここで自分を責めていると、冷静さを失って正しくミスを分析できなくなって、他人のせいにしたり、必要以上に自分のせいにしたりして、良い方向に成長できなくなってしまう。
昔の人も「失敗は成功のもと」って言っているように、ミスは成長するための大事な経験なんですね。
おそらく、皆このことを頭では分かってるけど、うまく実践できてないんだと思います。
どうしても自分に厳しくして、ミスした自分を簡単に許したらダメ!しっかりと対策して次からはミスしないようにする!それが成長することだ!って考えてしまっている。
でもね、冷静になって考えてみてください。
自分にやさしくしても、自分に厳しくしても、結局やってることは同じですよね。
ミスしたことから何かを学んで成長しようとしている。
だったら、自分にやさしくして、ストレスを減らして成長した方がいいに決まってます。
しかし、自分にやさしくする上でひとつ注意することがあります。
それは、ミスから目をそらしてはいけないということです。
失敗から目を背けることは自分にやさしくない
ミスしたことから目を背けることは、決して自分にやさしい行為ではありません。
ミスしたことから目を背けるということは、失敗した自分を否定していることと同じ。
結局、その根底にあるのは「ミスした自分が許せない」「失敗した自分はダメな奴だ」という思いに他ならない。
そして、そこには自分に対する評価が交わっています。
どういうことかというと、ミスした自分に対して「良い」「悪い」の評価をしてしまって、悪い自分を「否認」「歪曲」しているということ。
ミスした自分は「悪い」けど、それを認めたくないから、
- ミスから目を背ける「否認」
- 自分は悪くないと考える「歪曲」
これではミスを成長につなげることはできません。
大切なことは、ミスした自分をありのままに受け入れて許すということ。
一切の評価を交えずに「ミスしてしまったなぁ」「またやっちゃったなぁ」とミスした事実を俯瞰的に見て受け入れます。
こうして、自分のミスを素直に受け入れるからこそ、冷静に反省して成長へとつなげることができます。
まとめ
今回の記事のまとめ
■ミスした自分にやさしくすると成長できる
- プレッシャーが軽くなってミスを繰り返しにくくなる
- 心の余裕ができて冷静に反省できる
■ミスから目を背けることは自分にやさしくない
- 「否認」「歪曲」しない
- ミスした自分をありのまま受け入れて許す
参考書籍
今回の記事で参考した本です。
どちらも、2時間くらいでサクッと読めます。
特に「もしアドラーが上司だったら」は、より実践的なのでおススメです。