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【要約】新型コロナワクチン 本当の「真実」|ワクチンは安全なのか?

 
新型コロナウイルスって本当に危険なの?
新型コロナワクチンって本当に効くの?
新型コロナワクチンって本当に安全なの?

この記事を読むと、こういった疑問が少し解決します。

今回は、『新型コロナワクチン本当の「真実」』という本を紹介します。

書名:新型コロナワクチン 本当の「真実」
著者:宮坂昌之
初版:2021年9月1日
出版:株式会社講談社

 

大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授。1947年長野県生まれ。京都大学医学部卒業、オーストラリア国立大学大学院博士課程修了。金沢医科大学血液免疫内科、スイス・バーゼル免疫学研究所、東京都臨床医学総合研究所、大阪大学医学部教授、同大学大学院学系研究科教授を歴任。医学博士・PhD。著書に『分子生物学・免疫学キーワード辞典』『標準免疫学』『免疫と「病」の科学』『新型コロナ7つの謎』など。

 

新型コロナウイルスはただの風邪なのか?

結論:新型コロナウイルスはただの風邪ではない!

その最大の理由は、致死率の高さにあります。

新型コロナウイルスの致死率

新型コロナウイルスの感染者全体の致死率は、現状で「2~3%」ほどあります。

例えば、インフルエンザの致死率は「0.1%」程度です。

このことから考えてもただの風邪ではないことが分かりますよね。

 

 

また、このウイルスの厄介な特徴として、年齢によって重症化する可能性が非常に高くなるという点があります。

 

世代で異なる重症度

新型コロナウイルスに感染した30歳代の人の重症化率を「1」とした場合。

10歳代は「0.2倍」ですが、70歳代の人は「47倍」も重症化する確率が上がります。

この重症化率の格差が、死亡率の格差につながり、世代間でコロナウイルスに対する意識の差、すなわち「新型コロナウイルスはただの風邪」という考えが生まれているのではないかと思います。

 

 

 

新型コロナワクチンは本当に効くのか?

 

結論:ワクチンは新型コロナに有効と考えられる

 

ワクチンの有効性を判断するには、以下の3つの効果を考える必要があり、その3つとも高い効果を発揮しているため有効と考えられます。

  1. 発症予防(発症者が減少する)
  2. 重症化予防(死亡・入院などの重症患者が減少する)
  3. 感染予防(感染しない、感染を広げない)

 

発症予防(発症者が減少する)

発症予防について、ファイザー社とモデルナ社が公表しているワクチン有効率は、ファイザー社が95%、モデルナ社が94%です。

季節性インフルエンザワクチンの有効率が30~60%ですので、非常に高い数値を示しています。

実際に、ワクチン接種が非常に進んでいる、イスラエル、英国において、2回目の接種後に新規感染者数が激減しています。

流行の中心がアルファ株からデルタ株へ変わってから、再び新規感染者数が増加しましたが、重症化や入院を抑える効果は依然として高い数値を示しています。

 

厳密には少し違いますが、簡単に言うとワクチンを打っていない100人が感染したとして、その100人が仮にワクチンを打っていたとしたら95人は感染していなかったと言える場合、有効率95%となります。
【計算式:(1ー接種者罹患率÷非接種者罹患率)×100】

 

重症化予防(死亡・入院などの重症患者が減少する)

先ほども少し書いたとおり、イスラエルでデルタ株が流行の中心になってからも、重症化予防の有効率は90%を超えており、非常に高い効果をだしています。

 

感染予防(感染しない、感染を広げない)

感染予防の効果を正確に測定することは非常に難しいらしいのですが、すでにイスラエルで得られているデータから推測することができます。

ワクチン接種者がPCR検査で陽性になった場合も、ウイルスの排出量が非常に低く、感染が起きても症状が軽く済むという結果、また、ワクチン接種全体でPCR検査での陽性者数が激減していることから、明らかに感染予防効果があることが分かっています。

 

 

新型コロナワクチンは安全なのか?

 

結論:他のワクチンと安全性は変わらない。ただし、ワクチンである限りリスクはある。

 

2021年6月、アメリカのCDC(疾病対策センター)は、約2300万人の副反応データから、「副反応は発生しても軽いものがほとんどで、重篤な副反応の頻度は従来のワクチンとほぼ同等」という分析結果を発表しています。

また、日本でも2021年7月時点で4795万人がファイザー社もしくはモデルナ社のワクチンを接種しているが、従来のワクチンと比べてややアナフィラキシーの発生頻度が高いという程度の結果がでています。

以上のことから、新型コロナワクチンの安全性は他のワクチンと変わらないと考えてもよいと思います。

 

ワクチン接種後の死亡とワクチンとの因果関係

2021年2月17日の予防接種開始から2021年6月27日までに、ファイザー製ワクチンの副反応疑い報告のなかで、死亡として報告された事例が450件ほどありました。

この死亡例について専門家により死因分析が行われたが、ワクチンの副反応が原因である可能性があるとされたものが1件、副反応との因果関係がないと判定されたものが7件、その他は、ワクチンの副反応との因果関係が評価できないと判定されています。

死亡例のうち95%以上がワクチンの副反応との因果関係が評価できないとなるのは、死亡とワクチン接種が関係していると証明すること、逆に関係していないと証明することが非常に難しいから。

死因の上位は「心不全」「虚血性心疾患」「肺炎」が占め、これは高齢者の死因の上位でもあるため、既往症の可能性もあるがそれを証明することもできないし、ワクチンが原因であるかを証明することもできないのです。

こういった「灰色判定」が大部分を占めることもあり、ワクチンの安全性への信用の担保が薄らいでいる事実は否めないと思います。

ここをどうとらえるかが、ワクチン接種をするかしないかを決める大きなポイントになってくるのではないかと思います。

 

まとめ

 

新型コロナワクチンを打つか打たないか、それを決めるのはそれぞれの個人の意志に任せられるべきと思います。

ただし、その意思決定をするうえで大切なことは、科学的エビデンスのある情報を吟味して、接種するかしないかを判断すること。

今回紹介した『新型コロナワクチン本当の「真実」』は、どちらかというとワクチン接種の推奨本です。

同様にいわゆる「嫌ワクチン本」もたくさん出版されています。

ワクチン接種を迷っているのであれば、一面的な情報でなく、多面的に情報をとらえて判断することをおすすめしたいです。

ちなみに、僕はワクチン接種を受けると決めていますが、それを決めた理由として

  1.  感染後の重症化リスク
  2.  感染による死亡リスク
  3.  自分の年齢(48歳)
  4.  ワクチン接種によるメリット
  5.  ワクチン接種の副反応のリスク
  6.  家族など身近な集団(会社など)への影響
  7.  社会全体への影響

①~⑦を複合的に考えて、ワクチンを打たない場合のリスクのほうが高いと判断し、ワクチン接種することに決めました。

ともあれ、この未曽有のコロナ危機をみんなの力で乗り越えましょう。

おわり。

 

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