筋トレをしているなら当然食事にも気を付けたいものです。できれば筋トレの効果を上げることのできる食べ物を食事の中に組み込みたいですよね。
筋トレの効果を上げる食べ物としては肉類、魚介類、乳製品、大豆製品など様々なものがありそれらを偏ることなくバランスよく食べることが大切です。
これらの、食べ物の中でとりわけよく耳にするものが「納豆」ですが、納豆は筋トレの効果アップはもとより健康的な生活を送る上においても非常に有効な食材となります。
今回の記事では、「納豆」がなぜ筋トレや健康にいい食べ物なのかを書きたいと思います。
納豆に含まれる栄養素とその働き

タンパク質、炭水化物、脂質
納豆1パック(45g)に含まれる量として
| タンパク質 | 7g |
| 炭水化物(糖質) | 5g |
| 脂質 | 4g |
| 食物繊維 | 3g |
と他の食べ物と比べて群を抜いて個々の栄養素が豊富に含まれているということではありませんが、すべての栄養素がバランスよく含まれているという点が納豆の長所になります。
納豆を食べることで栄養素の摂取量のバランスを取りやすくなります。
ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼはそれ自体が血栓を分解する作用があるうえに、身体の中にある血栓溶解酵素を活性化させる働きがあります。
また、血圧を下げる効果もあるため血栓予防の効果をはじめ動脈硬化など血管疾患を予防する働きがあります。
レシチン
血中のコレステロールが血管の壁に付着するのを防ぐ働きがあります。
つまりは、血栓を予防する働きがあり。ナットウキナーゼ同様に血管疾患を予防する働きがあります。
ビタミンK2
血液の固まる作用を調整し、正常な血液凝固を促す働きがあります。
イソフラボン
女性ホルモンのエストロゲンと似ているため骨粗しょう症やアンチエイジングの効果があります。
ホルモンバランスが崩れてエストロゲンの分泌が減少した場合には、代行して作用してくれます。
ポリアミン
体内の炎症を抑える働きがあり、アンチエイジングや生活習慣病の予防の効果があります。
大豆サポニン
抗酸化作用に優れており、コレステロールの酸化を防ぎ悪玉コレステロールの蓄積を防止する働きがあります。
動脈硬化を予防して、血管疾患の予防につながります。
このように納豆は豊富な栄養素を含んでおり筋トレのみならず健康にも非常に有効な食材と言われています。
ただし、当然のことですが納豆を食べていればいいというわけではありません。他の食べ物と納豆それぞれで不足している栄養素を補い合ってようやく必要な栄養を摂取することができます。
また、納豆をたくさん取ればいいというわけでもありません。
何事もバランスが大切です。献立を組み立てるうえで非常に有効な効果が発揮される食材の1つであるという認識で取り入れてください。