すべての悩みは対人関係の悩みである

すべての悩みは対人関係の悩みである
「すべての悩みは対人関係の悩みである」は、アドラー心理学の根底に流れる概念です。
どのような悩みもその背景には対人関係が存在しているという考えです。
悩みの種類は様々あります。
- 恋愛
 - 学校
 - 職場
 - お金
 - 家庭
 - 友人
 - 健康
 - 将来
 - 仕事
 - 自分自身のこと
 - 価値観などの問題
 
これらの悩みにも、すべて背景には対人関係が存在します。
例えば、健康や自分自身のことなどは一見、他人は関係なさそうに思えますよね。
しかし、対人関係が一切存在しないとした場合(ありえないことですが、生まれた瞬間から誰とも関わりが無いとした場合)健康や自分自身についての悩みもなくなります。
具体的には、ケガをした場合に、痛いという感覚はもちろんあるけれど、ケガをした事実を受け止めるしかなく、悩むことはない。
ケガをすることによる悩みは、ケガをすることによって他の人ができることができなくなるという他人との比較から生まれます。
つまり、対人関係が背景にあります。
自分自身についてもその内実を紐解いていけば、容姿の悩みや能力の悩みなどすべてにおいて対人関係が背景に存在します。
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