「筋トレやランニングをしていてもなかなか脚が細くなってくれない」
という悩みをお持ちの方って結構いらっしゃるんじゃないでしょうか
うちの奥さんもその一人で毎日のようにランニングしてるんですが、なかなか細くならないって嘆いてました。ランニングの距離も月間200km超えることもあり一般ランナーとしてはそこそこ走ってるとは思いますがそれでも細くならないって。
そんな折にどこかで情報を仕入れてきたんでしょうね、「わたしの脚が細くならないのは骨盤が歪んでいるからだ」って言いだしましたので普段お世話になっている接骨院の先生に相談したところ「骨盤の歪みもあるかもしれないけど腸腰筋が使えてないのでは?」とのことでした。
腸腰筋?調べました。やっぱり脚の細さやスタイルなんかにも重要な役割を持っているようです。
この記事では、腸腰筋について調べた内容を簡単にまとめて紹介したいと思います。
腸腰筋とは上半身と下半身をつなぐ超重要な筋肉

腸腰筋は背骨から大腿骨、骨盤から大腿骨を結ぶ筋肉で、上半身と下半身を結ぶ唯一の重要な筋肉です。
筋肉は収縮することで骨を引き寄せて関節を稼働させる働きがあります。腸腰筋の場合は収縮することで背骨および骨盤と大腿骨が近づく動きをします。わかり易くいうと太ももが上がる動きです。
太ももが上がるということは歩いたり走ったりするときに重要な働きをする筋肉である、とともに骨盤とつながっていることもあり美しい姿勢を保つのに重要な役割を担っています。
腸腰筋が鍛えられると起こるイイこと
脚が細く見える
太ももが太くなる(見える)理由の一つに、太ももの脂肪が下や横方向に広がっているということがあります。
腸腰筋が鍛えられると腸腰筋の収縮により太ももの肉が上方向に引っ張られます。すると、重力に引っ張られて下や横方向に広がっていた太ももの肉が上方向に引っ張られて引き締まった太ももになります。
実質の足回りの太さ以上に引き締まっていることで細く見える効果があります。
もちろん、腸腰筋が鍛えられることで基礎代謝も上がりダイエット効果により実際に細くなるという効果も期待できます。
腰からおしりにかけてのキレイなS字ライン
骨盤が後傾すると姿勢が崩れておしりが垂れて猫背になってしまいます。これは腸腰筋が正しく機能していないことが要因のひとつになっています。
腸腰筋が鍛えられると後傾していた骨盤が正常な位置に戻り少し前傾する形になります。
骨盤が前傾することでおのずとおしりはキュッと上にあがり腰はきれいなS字を描くようになり美しい姿勢をつくることができます。
腸腰筋を鍛えよう!
ニーレイズ

1.椅子の端のほうにおしりをおいて座ります
2.両手を後ろについてバランスを取ります
3.ゆっくりと膝を曲げて太ももを上体に引き寄せます
4.ゆっくりと膝を伸ばします
これの繰り返しです
膝を曲げるときも伸ばすときも3秒ほど時間をかけて呼吸をしながらゆっくりと行います。
1セット10回 × 3セット を目標に頑張りましょう。
レッグレイズ

1.仰向けの状態で両手は少し開いて床につけます
2.ゆっくりと脚を上げます(かかとを床から30~50cmほどあげる)
3.この状態で30~60秒キープします
4.ゆっくりと脚を下ろします
5.休憩を30秒はさんで繰り返します
これを3セット行います。
姿勢キープの時間は徐々に増やしていけばいいので無理せず頑張りましょう。
まずはこの2種目だけで大丈夫です。徐々に腸腰筋の使用が意識できるようになってきますのでそうしたら歩く時も腸腰筋を意識して脚を動かしてみてください。歩く姿勢も美しく変わるはずです。
腸腰筋に限らず筋肉を鍛えるとダイエット効果だけでなく、美しいプロポーションをつくることにもつながります。「筋トレでダイエット 美しいプロポーションは筋肉が作る!」の記事でも紹介してますのでご覧ください。