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運動するときのエアコンはOK! | 発汗とダイエットは別物です

ダイエット目的で屋内運動をやっている人。

 

「運動するとき汗をかいたほうがダイエット効果があるような気がするけど。。。エアコンを効かせて部屋を涼しくしてもいいのかな?」
「運動するときの室内温度はどれくらいに設定すればいいのかな?」

 

こういった悩みにお答えします。

 

この記事を書いているのは、筋トレ歴3年の元体育教師です。
これまでの指導経験とトレーニング実践の経験に基づいて解説します。

 

LEAN BODY

 

屋内での運動時は適切にエアコンを使用しよう

 

屋内で運動するときは適切にエアコンを使用した方が効果的です。

 

理由は下記

 

  • 発汗量とカロリー消費量に因果関係はないから
  • 暑い環境下での運動は熱中症のリスクが高まるから
  • 体内の温度が上がり過ぎると運動パフォーマンスが落ちるから

 

順に説明しますね

 

発汗量とカロリー消費量に因果関係はないから

 

発汗量とカロリー消費量には明確な因果関係はありません。
※厳密にいうと発汗するにもエネルギーは消費するんですが、ダイエットに影響を与えるようなことはありません。

 

発汗は運動などによって上がり過ぎた体温を調節するためにおこなわれます。

 

運動をしっかりと行って体温が上がれば汗が出るため、汗が出るほどカロリーが消費されていると思ってしまいます。

 

しかし、例えば冬の寒い日に外でランニングしていてもほとんど汗はかきません。

 

そのように汗をかいていない場合でもしっかりとカロリーは消費されているんです。

 

あくまでも、発汗は体温調節のためにおこなわれているということを理解することが大切です。

 

発汗量とカロリー消費を切り離して考えたうえで、気持ちよく汗をかきましょう。

 

暑い環境下での運動は熱中症のリスクが高まるから

 

暑い環境下で運動を行うと熱中症のリスクが高まります。

 

これはもう、説明するまでもありませんよね。

 

特に夏の室内は

 

  • 気温が高い
  • 湿度が高い
  • 風通しがよくない
  • 汗が蒸発しない⇒気化熱による体温低下ができない

 

というふうに非常に危険な環境になることがあります。

 

エアコンを使用することで、室内温度、湿度をさげて熱中症リスクを低減させましょう。

 

体内の温度が上がり過ぎると運動パフォーマンスが落ちるから

 

体内の温度が上がり過ぎると運動パフォーマンスが低下します。

 

競技アスリートが暑熱環境下で持久性運動を行なった場合、深部体温が約40℃になると疲労困憊して運動できなくなる。このような過度の体温上昇は、運動継続を制限する危機的限界レベル(臨界体温)とみなされ、呼吸循環器系や筋代謝系だけでなく、脳活動や認知機能といった中枢神経系の機能不全を起こし、運動パフォーマンスの低下、ひいては熱中症など生命を脅かすことにもなる。

出典:「スポーツにおける実践的暑さ対策とその応用」 長谷川 博

 

運動前にウォームアップをするように、適度に体温を上げることは運動のパフォーマンスを向上させてダイエット効果も向上します。

 

しかし、体温が上がり過ぎると運動パフォーマンスが低下してダイエット効果も低下します。

 

 

発汗による体重減は水分量が減少しただけ

 

たくさんの汗をかいた後に体重を計ると、グンと体重が減っています。

 

しかし、これは発汗により体の中の水分が減っただけなので、水分補給すればすぐに元に戻ります。

 

僕も減量中は少しでも体重が減っていると嬉しいので、気持ちはとても分かります。

 

僕はいつも朝一に体重を計るので、寝る前に水分をとることを控えたりしちゃいます。。

 

とはいえ、ダイエット目的で運動をしているのであれば、しっかりと体脂肪を燃やして実質的に体重を減らさないとダメですね。

 

あと、ボクサーなど体重で階級が分かれている場合に、試合前に水分を抜きまくって減量したりもしますが、あれは脂肪をそぎ落としたあと計量クリアのためにやっているのでダイエットとは目的が全く違います。

 

真似するなら脂肪を落とすためにやっている部分にしましょう。

 

運動に最適な温度

 

運動するときの最適な温度は何度か?

 

これをちゃんと考えると、気温や湿度、気流なんかの関係とかむっちゃ難しいと思います。

 

「心地よく運動ができる温度」これが正解かな。

 

参考に日本スポーツ協会が出している「熱中症予防運動指針」を紹介します。


■出典:(公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)

 

室温は24℃未満にした方がよいです。

 

まとめ

 

今回の記事内容のまとめです

 

  • 室内での運動時は適切にエアコンを使用しよう
  • 発汗量とカロリー消費量に因果関係はない
  • 暑い環境下での運動は熱中症のリスクが高まる
  • 体内の温度が上がり過ぎると運動パフォーマンスが落ちる
  • 発汗による体重減は水分量が減少しただけ
  • 最適な温度は心地よく運動ができる温度

 

コロナの影響もあり自宅の室内で運動をすることが多くなると思います。

 

室内での運動環境を調節して、安全で効果的な運動を楽しんでください。

 

また、自宅での運動は「【ダイエット効果抜群!】自宅でできる運動3選 | 継続のコツも紹介」の記事でも紹介してますので参考にしてください。

 

今回の記事が、お役に立てば幸いです。